オーダースーツというとお金も時間もかかるイメージがありましたが、パターンオーダーであれば比較的安価で短い製作期間でオーダースーツを作ることができます。
また、パターンオーダーは「ゲージ服」という既成サンプルを着用して採寸を行うため、仕上がりのイメージがしやすく、初心者でも安心してオーダースーツ製作が可能です。
ここでは、東京でパターンオーダーにおすすめのオーダースーツ専門店のほか、パターンオーダースーツの特徴や製作時の注意点についてご紹介します。Order Suit
住所 | 〒104-0061 東京都中央区銀座6-12-12 サクラマークス銀座612ビル1F/2F ※都内他8店舗あり |
電話番号 | 03-6280-6554 |
営業時間 | 11:00~20:00 |
定休日 | 不定休 |
KASHIYAMA the Smart Tailorは、オンワードホールディングスのグループ会社が運営するオーダースーツ専門店です。関東を中心に全国42店舗展開しています。
創業から90年の間に蓄積してきた160以上のサイズデータと年間で約20万人のフィッティングを行うスタイルガイドは、KASHIYAMA the Smart Tailorの最大の強みです。独自のノウハウを活用し、どんな体型にもフィットするオーダースーツの提供が可能です。
また中間工程を改善した結果、縫製の品質そのままに最短1週間での納品と3万3,000円(税込)~の適正価格を実現でき、高品質でリーズナブルなオーダースーツを早く手に入れられます。
引用元:https://twitter.com/
住所 | 〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルB1F ※都内他2店舗あり |
電話番号 | 03-3348-8322 |
営業時間 | 月~土曜11:30~19:30/日曜11:30~18:30 |
定休日 | お盆4日間、年末年始5日間、ビルの休館日 |
価格 | 3万9,000円~ |
生地 | 柔らかさと軽さにこだわった生地 |
アフターフォロー | 3か月間無償で調整可能 |
オプション | ステッチ、ボタン、裏地、本切羽、チェンジポケットなどを選択可能 |
ZERBINOは、東京都内に3店舗展開しているオーダースーツ専門店です。3種類のオーダースーツをはじめ、シャツ、コート、更にはオーダーメイドシューズの製作にも対応しています。
「大人の余裕と色気を醸し出す≪遊び心≫」を大事にしており、時代の先端をいくヨーロッパのセンスと日本の高度なモノづくりとを掛け合わせた新しいスタイルのオーダースーツを提供し続けています。
着心地の良さやシルエットの美しさへのこだわりが強く、イージー・パターンオーダーながら満足度の高いオーダースーツに仕立ててもらえるのが魅力です。また、「カスタムライン」「ラグジュアリーライン」の2種類のオーダースーツは国内縫製のため、初心者でも安心してオーダースーツを作れます。
住所 | 〒130-0022 東京都墨田区江東橋3丁目9番7号 国宝ビル内 ※都内他52店舗あり |
電話番号 | 03-5600-3688 |
営業時間 | 10:30~20:30 |
定休日 | なし |
価格 | 2万9,000円~ |
生地 | 200種類以上の質の良い生地がシーズンごとに刷新される |
アフターフォロー | 不具合があった場合はお問い合わせフォームから連絡 |
オプション | フロント釦数、ラペルデザイン、裏仕様、 チェンジポケット、AMFステッチ、裾上げ、形状記憶など |
Quality Order SHITATEは、洋服の青山とザ・スーツカンパニーが共同で立ち上げたオーダースーツ専門ブランドです。全国の洋服の青山とザ・スーツカンパニーで利用できます。
オーダースーツは、細身でスタイリッシュな「スリムスタイル」と体格がしっかりした方向けの「ベーシックスタイル」の2スタイルを用意。さらに、56種類の豊富なサイズ展開で、パターンオーダーながら自分にぴったりのサイズ選びができます。
Quality Order SHITATEでは、専任のスタイリストによるプロの採寸技術を採用し、生地選びからオーダー完了までを最短40分で終えられます。効率よくスピーディーなオーダースーツ作りが可能です。
東京でパターンオーダーにおすすめのオーダースーツ専門店を3選ご紹介しました。パターンオーダーなら、フルオーダー・イージーオーダーに比べて時間もコストもかからず、既製のスーツよりも自分の体型にフィットするスーツを手に入れられます。
今回ご紹介した専門店は品質や着心地の良さ、生地の豊富さが特徴の専門店です。気になるオーダースーツ専門店があれば、ぜひ詳しく見てみてくださいね。
ここからは、パターンオーダーの特徴や製作時の注意点、パターンオーダースーツが向いている人などをご紹介していきます。
「オーダースーツ」なら自分にピッタリのスーツを手に入れることができますが、「吊るし」と呼ばれる既成のスーツよりも高額で仕上がるまで時間も手間もかかりそうというイメージを持っている人も少なくないと思います。しかしオーダースーツには種類があり、想像しているよりも短期間で、気軽に作ることができるものもあります。
それがパターンオーダーのスーツです。では、パターンオーダースーツとはどのようなスーツなのでしょうか?詳しく解説していきましょう。
オーダースーツには、フルオーダー、イージーオーダー、パターンオーダーの3つの種類があります。パターンオーダーは、3つの方法の中で最も安価で、既製品を選ぶような感覚で気軽に作ることができます。
パターンオーダーは、お店が事前に作成した基準となるサンプルの中から、自分の体形に一番近いものを選び、上着の着丈、裄丈、袖丈、パンツのウエスト回りなどを調整して仕上げます。型紙は既製品と同じ標準体型に合わせたものを使用しますが、調整することで既製品よりフィットして満足できるスーツを作ることができるでしょう。
標準体型に合わせた型紙を使用しますから、どちらかというと標準サイズに近い体型の人におすすめのオーダー方法です。
パターンオーダーの相場は2万~5万円、フルオーダーなら20万円から、イージーオーダーで5万~20万円ですから、パターンオーダーは安い料金で作成できるといえるでしょう。パターンオーダーは、あらかじめ作っておいた「ゲージ」というサンプルを着用し、自分のサイズに合わせてスーツを作成します。
そのため、型紙を起こすところから始めるオーダーとは違いコストや手間がかかりません。安価で手軽ということで、オーダースーツを初めてつくる人におすすめのオーダー方法です。
パターンオーダーは、既成のサンプルを着用してサイズを個人に合わせます。フルオーダーなら採寸したサイズに合わせ手作業で型紙を作成し、型紙に合わせて生地を裁断、仮縫いをしてサイズを合わせていくため手間と時間がかかります。
イージーオーダーなら型紙は既製品なのでフルオーダーよりも時間を短縮できますが、型紙を修正する手間があるのでパターンオーダーよりも納期が長くなります。フルオーダーの納期は4週間以上かかることもあり、イージーオーダーなら3~4週間、パターンオーダーは2~4週間ほどと納期は最も短くなります。
このように、他のスーツの作成方法と比較して短納期という点がパターンオーダースーツの特徴のひとつです。
パターンオーダーは、形になっているサンプルを試着するところから始めるため、スーツを仕立てた後のイメージを掴みやすいという特徴があります。個人の型に合わせて作成するフルオーダーの場合だと、採寸し型紙を見せられても完成したスーツをイメージしにくいですし、仮縫いでサイズ調整し試着してみても、仕上がりの雰囲気とは異なることもあります。
その点パターンオーダーなら自分にぴったりの大きさに合わせるだけでなく、スーツそのもののスタイルも確認することができるので、出来上がりをイメージしやすく、もちろん既製品の吊るしのスーツよりも、よりフィットした一着になるでしょう。
パターンオーダースーツを作るときに、注意しなければならない点もあります。安価で納期までが早く、既製品よりもフィットするというメリットが多いパターンオーダースーツなのですが、パターンオーダースーツならどのようなお店でも満足できる仕上がりになるというわけではありません。
つまりパターンオーダースーツはお店選びも重要だということなのですが、技術的な問題以外でもチェックしておくべき点があります。後悔しないためのお店選びについて、何に注目すればよいのか、詳しく説明していきます。
パターンオーダースーツの既成サンプル、「ゲージ」の種類が多いお店を選びましょう。ゲージは、既製品と同じ標準体型に合わせて作成した型紙を使うことが多いようですが、サンプルが多ければ自分のサイズ・体型に合ったものを選びやすくなります。
自分の体形に最も合うサンプルが見つかれば、よりフィットしたスーツが出来上がるでしょう。このときサイズだけでなく、シルエットデザインにも注目してください。個人の身体の形に合わせるために複数のシルエットデザインを取り揃えているお店なら、より自分好みの一着を作成できるでしょう。
フルオーダーなら人と同じようなスーツになる心配はなく、こだわりや要望を満たしたスーツを作れますが、やはり価格は高く納期も長いです。でも、パターンオーダースーツであっても、細部にこだわった自分だけのスーツを作ることは可能で、それはオプションの豊富なお店を選ぶことで叶います。
そのためボタンや裏地、袖口の使用など、パターンオーダースーツのオプションが豊富なお店を選びましょう。ネーム入れやステッチなどで差別化を図ることもできます。オプションの選択肢が多いほうが、スーツを仕立てるのも楽しくなりますよ。
上半身と下半身のサイズの差が大きく、既製品ではサイズを探すのが大変だという人もいるでしょう。既製品のスーツではとにかく着用できることが重要で、デザインやカラーは納得できなくても目をつぶる、これは残念なことです。
そういう人にもパターンオーダースーツはおすすめです。オーダースーツは上下のサイズが異なってもOKであるため、妥協せず自分にピッタリのサイズを選ぶことができます。
また、既製品ではそれほど色や柄を選ぶことができませんが、オーダースーツなら自分好みの色や柄を選ぶことも可能です。自分の体形にピッタリで色も柄も好み、そんなスーツを作りたいなら、既製品を探し歩くよりも気軽に作れるパターンオーダースーツをぜひ試してみてください。
パターンオーダーでスーツを作成したことがある方を対象に、WEBアンケートをとってみました。パターンオーダースーツの購入を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。
「既製服に比べて価格が変わらない(千葉県・72歳・男性)」
「手頃な価格帯である事。仕上がりが早い。(愛知県・65歳・男性)」
「全オーダーまでは必要なかったため。(福岡県・48歳・男性)」
「直ぐに出来上がり、受け取りが出来る点(千葉県・49歳・男性)」
「発汗体質のため通気性生地で特注した(広島県・48歳・男性)」
パターンオーダーの最大の特徴でもあり、魅力でもある、「比較的安価で作ることができる」ことや、「納期が短い」といった点を理由に、パターンオーダーのスーツを選んだ方が多い結果となりました。
その他には、「こだわりがそこまでないのでパターンオーダーで十分」、「通気性があれば良い」といった、体にしっくりフィットすれば十分、最低限欲しい機能が備わっていれば良いといった意見も。
スーツの品質やオプション等に強いこだわりがあるという方でなければ、パターンオーダースーツはコストパフォーマンスも非常に良いので、十分に満足することができるでしょう。
費用もフルオーダースーツなどと比較して非常に安く、かつ、納期も短くお手軽に作ることができるので、まだオーダースーツを作ったことがない方や、スーツの買い替えを検討中の方は一度は購入をおこなってみてはいかがでしょうか。
上記のアンケート以外にも、パターンオーダースーツについて、参考となる情報を載せていますので、もっと詳しく知りたい方は、ぜひご覧ください。
オーダースーツは以前に比べてだいぶ手に入りやすくなりました。東京でしたら専門店も多いですし、価格も2万円程の品物も出て来ています。
そういった関係もあって、20代や30代という若い世代を中心に流行は拡大中です。
結婚式の様な特別な式典に呼ばれた場合には、オーダースーツで身だしなみを整えるというのも1つです。
東京にはオーダースーツの専門店も多いので、良いスーツを作るのもさほど難しくはありません。以前に比べて価格帯もかなり安くなってきました。
東京の専門店でオーダースーツを依頼する時、どんなスタイルにしようか迷うことはよくあります。
なんとなく頭の中に希望のスーツはあるけれど、実際にオーダーする段階で迷ってしまうのなら、ゲージ服を参考にすることをおすすめします。