スーツの似合う男性は、かっこいい、仕事ができるというイメージがあります。東京でスーツの似合う洗練された男を演出したい、女性からモテる着こなし方で決めたい、と思うのは自然なことですが、それにはどんなコツがあるのでしょうか。
ここでは、モテスーツの選び方からカッコよく見える着こなし方まで詳しく見てみることにします。
オーダースーツは、専門店などでサイズを採寸してもらい、それをもとに仕立てるスーツのことですが、スーツの似合う男になるなら、オーダースーツを着ることが大前提です。
スーツはオーダーしなくても、量販店や紳士服専門店へ行けばすぐに買えます。サイズは幅広くあるので、大体のサイズで自分に合ったものが見つかるでしょう。ですが、着丈はいいけれど袖口がちょっと長い、全体的に野暮ったく見えるということも良くあります。細かいことには目をつぶって着ることもできますが、そういったスーツではカッコ良さも半減してしまいます。
その点オーダメイドスーツは、自分の体型に合わせたサイズに調整して作れますし、体にジャストフィットしたスーツになります。市販されているものを着た時と、オーダースーツを着た時それぞれ鏡の前に立ってみれば分かりますが、自分のシルエットに違いを感じるのではないでしょうか。スーツ姿が似合う男性がカッコ良く見えるのは、自分の体にジャストフィットしたスーツを着ているからです。
オーダーメイドというと高価で敷居が高いイメージがありますが、ゼロから作るフルオーダーもあれば、ゲージ服(見本のスーツ)を着てサイズ調整してオーダーするパターンオーダーまで複数の方法があります。パターンオーダーの場合は3万円台で仕立てられるものもあるので、女性にモテるスーツが似合う男になりたければ、オーダースーツを検討するのもありです。東京には専門店がたくさんあるのでオーダーしやすいでしょう。
自分にフィットしたスーツが女性にモテる着こなしの第一条件ですが、スーツの色も大きく影響しています。似たようなスタイルのスーツでも、色次第ではガラッと印象が変わります。
スーツ姿が素敵な男性は女性にモテる傾向がありますが、それはなぜでしょうか。仕事ができる、頭が切れそう、紳士的といったイメージがあるからです。そうしたイメージを引き出しやすいカラーのスーツを選ぶことも、カッコよくスーツを着こなすポイントになります。
仕事ができる男を連想させる代表格のカラーはネイビー。日本人の髪の色とも相性が良く、男らしさもアピールできるので、黒いスーツを選ぶならネイビーがおすすめです。
やり手でバリバリ仕事をこなしそうなイメージのあるネイビーですが、ビジネスのオン・オフでもおしゃれに見えるので、使い勝手も抜群。一着持っていると便利です。組み合わせるシャツやネクタイを明るめにすると爽やかな印象が高まり、女性に好感を持たれやすくなります。
グレー系のスーツは、ネイビーと並んでスーツの中でも王道のカラーです。グレーには都会的で洗練された男の魅力が漂い、着こなしによっては予想以上にカッコよく決まるかも知れません。グレーと一口に言ってもライトグレーから黒に近いグレーまでさまざま。どの色が自分に合うか、ビジネスシーンで浮かないかを考慮して選ぶことがポイントです。
ブラウン系のスーツはネイビーやグレーよりもマイナーな色ですが、落ち着いた大人の雰囲気を醸し出してくれます。無地だけでなくチェック柄も派手になりすぎずビジネスシーンに溶け込みやすいので、挑戦してもいいでしょう。
小物の使い方次第でスーツ姿がよりカッコよくなったり、ダサくなってしまいます。スーツ姿が決まる小物の代表格と言えば靴。オーダースーツとそれにマッチしたおしゃれな靴は最強コンビです。選ぶなら、合皮ではなく本革を選びましょう。ネイビーならブラウンのレザーという風に言われていますが、失敗しにくいカラーは黒で、比較的どんなスーツとも相性が良いです。
メガネもスーツ姿の魅力を上げるアイテムとして重宝されています。メガネを掛けた男性は知的で優しく、仕事ができるというイメージを女性は持ちやすく、実際にスーツと相性の良いアイテムです。無理に取り入れる必要はありませんが、選んだスーツに似合うメガネを一本持っておくといいでしょう。
腕時計もオシャレ度を簡単に上げてくれる小物です。ブランドの腕時計はカッコよく、身につけているだけでステータスを感じさせるものも多いですが、スーツに合うかどうかで選ぶことが基本です。迷った場合は腕時計のベルトはスーツと同じ色にしてみます。ゴールドよりもシルバーの腕時計が合わせやすく、ネイビーやグレーのスーツなら尚更です。
自分に合ったスーツの着こなしが板についてきたら、ベストを取り入れたスタイルにも挑戦してみてはいかがでしょうか。ベストを着たスーツ姿は、上品でワンランク上のカッコよさを演出してくれます。それ単体で素敵なベストもありますが、合わせるスーツとのバランスを考えて選ぶことがポイントです。東京の専門店でスーツをオーダーした時に、一緒にベストを仕立ててもいいかも知れません。
女性からモテるスーツの着こなし方について見てきましたが、自分の体型にしっくりくるオーダーメイドのスーツを選ぶというのが、モテ男の大前提になります。オーダーメイドでスーツを仕上げるのは以前より敷居が低くなりましたし、東京には専門店が多くあるので検討してみるといいです。
スーツを選んだら次はシャツ、そして小物という風に、トータルで着こなしを考えることが上手くいくコツになります。